コレーター(連続伝票の丁合い)
伝票の中には各伝票が切り離されておらず、ミシン(破線状の切り込み)で連なっている連続伝票というものがあります。通常の手書き伝票とは異なりコンピュータでデータを処理して、ドットインパクトプリンターで複数の伝票を連続印字するのに用いられます。
レーザープリンターやインクジェットプリンターではインクやトナーを載せているだけなので複写伝票の1枚目に印字はできますが、下の複写紙にはなにも印字されません。ドットインパクトプリンターはタイプライターと同じようにインクリボンに文字を打ちつけて印字するので、下の複写紙にも印字されます。
通常の伝票はバースターで丁合いしながら1セットづつに切り離し、後に製本しますが、連続伝票は切り離さないで丁合いしながら伝票くっつけていきます。その時に使用するのがコレーターです。
コレーターは複写用紙を順番に重ねる際に、各用紙の左右の端に専用の糊を薄く流し込みくっつける装置です。糊が弱いとバラバラになってしまいますし、強すぎると用紙が剥がれにくく破ってしまう原因になります。
- 2018.06.22 -