オフセット印刷ユニットのメンテナンス
弊社での伝票印刷では主にオフセット輪転印刷機を用いています。品質を維持するためには印刷機のメンテナンスがかかせません。今回は印刷機の中で紙にインクを載せる箇所のメンテナンスを行ないました。
オフセット印刷では版胴(写真では銀色のドラム部分)に版を巻きつけ、そこにインクと湿し水を供給し、版とブランケット(写真では青色のドラム部分)が接触する際にブランケットにインクが移り、その後ブランケットから用紙に印刷されます。版胴とブランケットのユニットは給紙する用紙のサイズや、ナンバリング、他の仕様に対応するため、MVF18E用には予備も含め24インチx4、22インチx2のユニットを保持しています。
この版胴とブランケットの清掃だけでなく、ユニットが設置される印刷部の上部にはインクを送り込むローラーや湿し水を供給する装置があり、 これらが適切に動作しないときれいな印字が保てません。これらを定期的にメンテナンスし、いつでも同じ品質の伝票をお届けできるよう心掛けています。
BOF-201の場合は版胴が単体のパーツとなっているため、版の大きさにあわせて版胴を組み付けています。
- 2018.09.11 -