ミシン歯の交換
伝票では、飲食店の会計伝票のように一行ごとに切り離す、または領収書のように、お客様に渡す分を切り離すなどのように、用紙をちぎり易いように、破線状の切れ目を入れてる場合がよくあります。印刷業ではこれを”ミシンを入れる”と言いますが、この切れ目を入れる歯も定期的に交換・メンテナンスしないと、大量の伝票を印刷しているうちに切れ味が悪くなり、お客様がちぎる際にきれいに切れずに破れたり、切れにくかったりしてしまいます。
弊社の会計伝票B2-SYのような1枚の伝票に15本のミシン線をいれるような多条ミシンの製品にも対応するには、ミシン歯は何本も準備が必要になりますし、印刷する際のミシンのかかり方が均一でないと、バースターや製本時に負荷がかかって破れてしまったりするので、ミシン歯の状態は印刷前の確認時などに職人が十分にチェックを行っています。
関連ページ:会計伝票"B2-SY"の印刷
- 2018.12.07 -